■円城寺芭蕉踊
円城寺に伝わる芭蕉踊は雨乞いの踊りです。二人一組になり、一人は紙を竹につけ、芭蕉の葉に見立てたものを背負ってお腹に太鼓をつけ踊り、もう一人は、すり鉦を持ち唄に合わせて踊ります。 江戸時代、円城寺付近が大干ばつに見舞われ、雨乞いを行うことになり、何かいい踊りはないかと考えていたところ、谷汲踊りがあることを思い出し、それを参考に芭蕉踊りを考案しました。雨乞い踊りが催された後に雨が降り干ばつがなくなったため、今日まで続いています。